それでは最後にこの記事のポイントをまとめます。 この記事のポイント お供え物とは、神仏や先祖や死者に捧げるために差し出す物のことです お供え物の基本は"あとに残らない物"や"分けやすい物" 食べ物や飲み物、供花、線香などが選ばれている 殺生した肉魚、とげのある花、慶事を連想させるなど、家族を不愉快にさせそうな物は避けましょう のし紙は黒白あるいは黄白の結びきりを選びます 右上の「のし」はアワビを平らにしてのしたものを図柄にしたもので、仏事には不向きです のし紙の表書きは「御供」が無難でしょう 監修者コメント
豆知識 仏壇のお供えは何をしたら良いでしょうか?のしは? 2015年09月08日 お彼岸の季節が近づいてきました。 仏壇にお参りの際、お供え物を持っていきますよね。 果たしてお供え物は何かいいのか? お金でもいいのか? のし(熨斗紙)はどうするのがいいのか?
仏壇に供えるお菓子について 2020. 11. 16 仏壇のお供え物の定番は? お墓と同じく仏壇にもお供え物をします。お供え物には「香」「花」「灯燭(とうしょく)」「浄水」「飲食(おんじき)」があり、これらのお供え物を総称して「五供(ごくう)」と呼びます。この「五供(ごくう)」は仏壇へのお供え物の基本として知られています。 「五供」の中でも特に頻繁に変える必要があるのが浄水と飲食で、飲食のお供え物は仏飯、お餅、お菓子、果物の順に重んじられます。 飲食のお供え物の中でも、賞味期限が長いお菓子のお供え物にはどんなものがあるのでしょうか。 お供え物のお菓子ってどんなものが適している? 仏壇にお供えするお菓子と聞くと和菓子のイメージが強いかもしれませんが、 和菓子にこだわる必要はありません。 仏壇の大きさによってどんなお菓子が向いているかは変わってきます。 よくお供えされるお菓子として次のようなものがあります。 ・どらやき ・落雁 ・最中 ・生菓子 ・羊かん、ゼリー ・おはぎ ・ビスケット、クッキー 洋菓子であれば、さまざまな種類のものを組み合わせてお供えができるものが多いという特徴があります。特に、コンパクトな仏壇にも無理なくお供えできるクッキーやビスケット、ゼリーなどが重宝されます。また、甘いものだけでなくお煎餅やあられなどの塩気のあるお菓子もお供え物として人気があります。 また故人が好きだったお菓子があれば、それを選んでお供えするのもいいでしょう。 お菓子のお供え方は? お供えするお菓子を選び終えたら、次にお供えの方法が気になるかと思います。 仏具や仏壇が汚れないように、半紙や白い紙を一枚挟んだ上にお菓子を置くとよいでしょう。また、お供え物はご先祖様の食事ではなく、ご先祖様に対する 感謝を伝えるための供物 なので、包装をとる必要はありません。 お菓子を置く仏具には 「 高坏 (たかつき)」 と 「段盛り」 という種類があります。基本的には一対で使うものですが、一つしかない場合でも問題はありません。また、左右のお菓子の種類や量がバラバラになってしまっても大丈夫です。お菓子の盛り方については特に決まったルールがないので、これがよいと思える盛り方でお供えしましょう。 お供え物なのに食べてもいいの? 仏壇にお供えが終わったあと、一般的にお供えしたご飯やお菓子などを家族で食べます。しかし、こうした慣習が正しいのか不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。 そもそも、お供え物というのはご先祖様へのご飯ではなく、ご先祖様のおかげで今日も飢えることなく過ごせていることについて感謝を伝えるための供物です。つまり、ご先祖様にお供えをして感謝を伝え、その後で 仏様の力が宿った「お下がり」をいただくというありがたい意味合い があります。そのため、できるだけ食べるのが好ましいとされています。 お菓子を贈るときはどうすればいいの?
葬儀や法事の参列にお供え物を持参しようと考えているあなた。 お供え物に対しての考え方や、マナーについて 心配に思ってはいませんか? この記事では「お供えもの」に関する疑問や不安を解消! 「お供えものに、どんなものを選ぶのがいい?」 「お渡しするときの表書きは、なんて書けばいいのだろうか?」 「お供え用に贈って失礼にあたるものはあるの?」 この記事では、お供え物に対しての考え方や、マナーについてまとめました。ぜひとも参考にして頂いて、大切なあの人に心を込めたお供えをしてあげてください。 お供え物を通じて、故人様を悼み、ご家族をいたわって差し上げましょう。 ライフドット推奨 後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?
品物や現金を持参する際に風呂敷や袱紗(ふくさ)もしくは紙袋に入れるかと思いますが、手渡す前には必ず風呂敷や紙袋から出して品物や現金を包んだ不祝儀袋を渡すようにします。 紙袋などに入れたまま渡してしまわないよう注意しましょう。 風呂敷や袱紗(ふくさ)、紙袋は物を持ち運ぶための"道具"ですので相手に差し出すものではありませんので注意しましょう。 お供えへの返礼品 お供えを頂いたらお返しをしましょう。 金額の目安は頂いた額の3分の1~半額程度が目安です。 お返しの表書きは「志(こころざし)」が香典返しや初盆、三回忌などの法要でも、どんな場合でも用いることができるので表書きで迷われたら志とするのがいいでしょう。 のし下には法事を執り行う家(施主)の苗字(田中や田中家など)が一般的です。 お下がりや法要後の会食の席を設ける場合は個別のお返しはしないケースもありますが、個別に引き物(手土産)を用意したり法要には来られなかった方からのお供えには後日お返しを贈ります。 品物は消費しやすく日持ちのする食品や相手が好きなものを選べるカタログギフトなどがよく利用されています。 特に当日持ち帰ってもらう場合は荷物にならないようにカタログギフトなどのかさばらないものを用意される方が多いようです。